さつまstyle
鹿児島ならではの美味しい食べ物をお探しなら「かつおの腹皮」があります。これは、焼いてレモンをかけて食べるととっても美味しいです。あとは天ぷらですね。居酒屋さんでも食べられますので、探してみてね。お土産屋さんにも売っていますよ。
あと変わったところでは、酒寿司ですね。お酢の代わりに「地酒」でご飯や魚を漬け込んで
発酵させたもので、鮒寿司や各地にあるなれ寿司同様に、好き嫌いが大きく出る食べ物です。一度食べたらクセになる美味しさです。薩摩料理の老舗「熊襲亭」あたりのものは、さっぱりして上品で食べやすかったです。
それからあく巻きという食べ物があります。端午の節句に食された「粽(ちまき)」の九州版ですね。木の灰に水をかけ濾した灰汁にもち米を漬け、そのもち米を竹の皮で包んでその灰汁で煮たものです。そのままでは食べにくいので、砂糖きな粉をたっぷりつけて食べますが、味はかなり個性的です。珍しい物好きな人は探してみてはいかがでしょうか?
鹿児島県の和菓子屋さんに行くと「高麗餅(これもち)」「いこ餅」などの古くからの菓子を売っています。その昔、朝鮮や琉球との貿易で入ってきた技術のものが多く、鹿児島オリジナルといえます。中でも有名な「かるかん」は鹿児島を代表するお菓子ですのでぜひ食べてほしいですね。
甘いものついでに、今では鹿児島の若い人でもほとんど知らないのが「粟なっとう」(「あわんなっと」と発音します)。餅粟を黒砂糖の蜜で煮込んだ大昔の食べ物です。鹿児島独自の郷中教育システムである「舎」(青年団+子ども会+塾・・のようなもの)では毎年旧暦師走14日には赤穂義臣伝の輪読会が行われ、そこで振舞われる郷土食です。今ではほとんど食べられることがなくなりましたが、南州神社境内の茶店で食べられます。
あとは、ちょっと意外なところで「蕎麦」が鹿児島は美味しいのです。。鹿児島は実は全国2位の蕎麦の産地で、しかも枕崎を抱えるかつおの産地。蕎麦が美味しくないはずがないのですが、鹿児島ラーメンの陰に隠れて今ひとつ認知されないのが残念。
関東の黒い醤油味とも、関西の昆布出汁のあっさり味とも違う、しっかりとかつお出汁の効いた透明な塩味は他とは一味違う味覚です。天文館の新太郎蕎麦や、櫻島フェリーのデッキの立ち食いなどで食べられますよ。訪れることがあったら、ラーメンももちろんですが、長野県にも負けない鹿児島の蕎麦も試してくださいね。